【心理学】カリギュラ効果

カリギュラ効果

「絶対に○○しないでください」と言われたら、

ついやってしまいたくなる。

そんな心理現象の事を

「カリギュラ効果」

と言います。

効果・用法

・決して覗かないでください→覗いてしまい鶴に・・・（鶴の恩返し）

・玉手箱を開けてはいけません→開けておじいさんに（浦島太郎）

・押すなよ！押すなよ！！→押して熱湯風呂に（ダチョウ倶楽部）

ダチョウさんのはちょっと違うかもしれませんが、

このように昔からカリギュラ効果は使われています。

見るなよ！！と言われると、見たくてウズウズする気持ち、あなたも分かるでしょう！

ビジネス使用

カリギュラ効果は色々なビジネスでも使われています。

・痩せすぎ注意！！痩せたくない人は使わないで下さい！！

・「会員限定」「購入者限定」などの限定を掛ける事で、

対象外の人にはカリギュラ効果が働きます。

・雑誌の袋とじは正にカリギュラ効果を意識したものです。

その他、テレビ・映画のCMでも

・心臓の弱い人は見ないでください。

・この先閲覧注意！！

・「家政婦は見た」（笑）

など、カリギュラ効果は到ると事で使われています。

日常生活での使い方

何かをやめたいとき、やめさせたい時にもカリギュラ効果が使えます。

・煙草をやめたい時

「禁煙」

と書いた紙を壁に貼っている光景を見たことあるだろうか？

この場合、大体は失敗します。

「禁煙」の文字こそカリギュラ効果で、余計煙草が吸いたくなるのです。

禁煙をしたい場合、手元に煙草を置いておき、吸いたくなった時に

「これは本当に必要なのか？」と自問することが効果的です。

人が煙草を吸いたい欲望がは大体6秒だと言われています。

自問自答するうちに吸いたい願望が薄れていくのです。

・子供に勉強をさせたい時

先日テレビで見た方法です。

子供に「勉強しなさい！」と言ってもなかなかやらないものです。

そういう時に

「勉強しなくてもいいから外で遊びなさい！！」とか

「勉強は置いといて、友達と遊んできなさい！」と言い続けると、

自然と子供たちは勉強をし出して、東大に合格したという話です。

この話が全ての子供に当てはまるか分からないので、

これをやっても「効果がなかった！！」

とクレームを言ってくるのは勘弁して下さい・・・

それはさておき、人は禁止されるとやりたくなる気持ちがフツフツをと湧いてきます。

これは大人も子供も同じ様で、ビジネス・日常生活に活用できます。

まとめ

カリギュラ効果は簡単に使える物です。

他の心理学要素と一緒に使うと、より強いメッセージを送ることが出来ます。

心理学は悪用厳禁です！！

ビジネスや美￥日常生活の中でうまく使う事が出来ると、

良い効果が得られるはずです。

皆さんも楽しい心理学を！！