40代リーマン 時事ネタ・ニュース解説など

40代、普通のサラリーマンがブログをはじめました。ニュースまとめや海外ネタをお送りします。

アフターコロナからWithコロナへ・・・

 2020年5月上旬、全国で自粛が叫ばれ、苦しい生活をしている人が多い状況です。

いつ外出が自由に出来る日常が戻ってくるのか、気の遠くなるような日々が続いています。

 

そんな中、今後の事を考えていく時間を作らなければいけないと思い、この記事を書いています。

 

皆さんも色々不安が多い中、少しでも今後の参考になれば良いと思います。

 

感染症の過去を見てみる。

現在猛威を振るっている「新型コロナ」ですが、過去にも人類は様々な感染症とたたってきました。
その経緯を見ると、今回のコロナへの対応が見えてくるかもしれません。

 

今まで人類が戦ってきた、現在も戦っている感染病の中で、私が一番参考になると思っている物は「スペイン風邪」です。

 

スペイン風邪
今から約100年前に流行した感染病で、世界各地で猛威を振るいました。
スペイン風邪」と言われますが、発祥はアメリカで、第一次世界大戦の最中、ヨーロッパで流行が拡大、スペインのメディアが大々的に報じたことによりこの名称となったと言われています。
全世界で約5億人が感染し、約5,000万人が死亡したと言われています。

ちなみに2020年5月4日時点で「新型コロナ」は世界で350万人が感染し、24万人が死亡したと伝えられています。


この数字を見るだけで、いかにスペイン風邪が大変な流行だったかが分かります。

 

日本国内の感染者


・1918年 感染者 2116万人 死者 25万人 致死率 1.2%
・1919年 感染者 241万人 死者 12万人 致死率 5.3%
1920年 感染者 22万人 死者3,700人 致死率 1.6%

 

今と比べてもまさにけた違いの感染者、死者数となっています。

 

日本全国で約2,500人が感染、その当時の人口が約5,500万人と言われており、国民の半数が罹患したことになります。

 

特筆されるのが、1年目の感染者数が一番多いのですが、2年目の致死率が高くなっているのが気になります。

 

もう一つ、「スペイン風邪」の特徴的な物が、死者の年齢が、「若年成人」が多かったという面があり、今回の新型コロナとの違いがあります。

 

そして、3年にわたり流行したという事。

この事例を見ても分かるように、今回のコロナも仮に夏場に終息を見ても、来年第2波が来ることは予想出来る事で、今回の外出自粛が再度出される可能性もあります。

 

そのことを加味して、今後の生活を考えなければいけない時代になっています。

 

◆アフターコロナではなく、Withコロナ

現在の日本の対応を見ると、有効な対策とまだまだ増やさなければいけない対策があります。

 

【良いところ】


・自粛要請→あくまで要請なので、強い拘束力はないのですが、日本人の性格から、ある程度の人がしっかり自粛しています。
イベントの中止・自主隔離・飲食店・遊園地などの閉鎖など、他国では出来そうにない事も日本は要請に応えています。


もちろん、その中でも要請に応じない業者や一般人も居るので、完全ではないですが・・・

 

・日本の感染者数は世界各国と比べても異常なくらい少ないです。


これが良い傾向かどうかは賛否がある所ですが、感染者は万人単位になって、病院が機能しなくなることは避けなければいけません。


 軽症者をホテルで隔離する方策などはかなり効果的だと考えます。
(報道では確保した部屋がしっかり使えてないとも言われていますが・・・)

 

【悪いところ】


・自粛要請をしながら保障が少なすぎる。


様々な業種が止まっており、経済の悪化が目に見えている。
店をしている人にとっては、売上は無くなるが、家賃などの固定費はかかり、従業員もやめさせるわけにいかない・・・と言う声が上がっています。

 

これは素人が考えても分かることなので、政府の偉い人も理解しているとは思いますが、国としては「そんなにお金を使っていられない・・・」と言う気持ちがあるのでしょう。

 

単純に考えてみても、全国に飲食店が何軒あるでしょうか?それに各何万円必要か?
さらに、イベント関係の自粛対応、遊園地の自主閉場・観光地・ホテルの売り上げ減・・・

 

挙げるとキリがないのですが、これらを全て保障していくと、一体いくらのお金がかかるのでしょうか?


莫大すぎて震えがきますね・・・


政府の慎重さも納得です。

 

ただ、コロナが終息したときに店が無くなっていたら、経済も立ち直らないので、少しでも残る企業・店を増やさなければいけません。

 

その為に国からの保証は絶対に必要なのです。

 

PCR検査の数が圧倒的に少ない。


テレビなどでも毎日のように言われて今が、他国人比べてPCR検査の実施数が少なすぎるのです。


自粛要請を取り下げるのも、実際の感染者数・退院者数・死者数・抗体を持っている人数など、正確な数字で把握することが必要です。


今の状況では、ごくごく一部の実施数をもって判断することになり、自粛解除後に爆発的に感染が広がる可能性を否定できません。

 

【これからの時代を見据えて】

 

・これから予想される時代変化。


今後2・3年、コロナとの生活を共存していかなければいけません。


そして、3年後、時代は今とは比較にならないような変化をしている可能性があります。

 

今後数年、確実に世界の景気は悪くなるでしょう。
正に世界恐慌と呼ぶべき不景気を覚悟しておく必要があります。


・入国制限は解除されるのでしょうか?


私の考えだと、コロナが一部終息したときに入国制限を解除すると、すぐに外国から新しいコロナを輸入することになるでしょう。


なので、しばらくは入国制限の解除は難しいのではないでしょうか?
ただ、日本の経済としては海外の力を借りなければいけないのも事実・・・


感染は広めたく無いし、海外からの観光客は迎えたいし・・・難しい判断です。

 

・脱中国


今回の感染症の発端は中国です。
以前のSARSも同様・・・


今後もこのような感染症は出ないとも限りません。
そのリスクを考えると、今後脱中国の流れは速くなると思います。
各国がそういった考えを加速させていくとチャイナショックも起こりえます。

 

・みんなが貧しくなる・・・


 嫌な考えですが、景気が悪くなる、特に今回のように世界的な恐慌となると、失業者が増える、給料も増えない・さらに給料が下がる、全体的に日本人が貧しくなっていくのです。


 そうなると、人は不要な物を買わなくなります。

 

ハイブランドな物が不要となり、本当に必要な物しか買わなくなります。
そして、買い物をする場所が現在のリアル店舗からネット店舗へと変換していくのです。

 

・IT化が進む


 現在の外出自粛に伴い、リモート〇〇が普及していきます。


コロナとの共存のために「三密を避ける」と言う意味からも、人と会わなくなります。

 

仕事についても、基本オンラインでの会議がメインになるでしょう。


その中で、どうしても会わなければいけない時だけ会いに行く。

出社する機会が減っていく。


都心にオフィスを構える必要が無くなり、テナントの空洞化が進むかもしれません。
交通機関も打撃を受けるでしょう。

 

・リモート教育の発達


 リモート○○が増える中で、一番注目しているのが、「リモート教育」です。
学校の休校により、子供の学力が問題視されています。


「9月入学に変える」などの対策も挙がっていますが、根本的な解決になるのでしょうか?


さらに、毎日子供が家に居る生活にストレスを抱えている親御さんも多いでしょう。
家で勉強すると言ってもなかなか出来る物ではありません。


そんな時にリモートでの受講を習慣化してしまえば、一定の時間は親も開放される時間が出来るはずです。

 

【これから伸びそうな業界】


 暗い話が多くなりましたが、これから伸びる業界もあるはずです。
私が考える伸びる業界・仕事を書いていきます。


 あくまで私の予想です。
(みんな言っている事なので、あながち間違いではないと思います。)

 

① 宅配小売(Amazonやウーバーイーツなど)


② 出張型サービス(マッサージ・ヨガ・風俗など)


③ オンラインでのサービス(塾・教育・アドバイザーなど)

 

・幼児用サービス 

 

 ・小学生用サービス

 

・中学生用サービス

 

 ・高校生用サービス


④ オンラインゲーム


⑤ 空気清浄・クリーン技術


⑥ セルフケア(体・心)


⑦ ドローン技術者・操縦者


⑧ 転職(失業が増えるので・・・)

 

外資系・ハイクラス 

 

・不動産関係

 

 ・ゲキサポ

様々な転職情報あり。 

 

 ・先端技術・エンジニア

 

・転職する際には退職しなければいけません。

そんな時に利用できるサービスがあります。

 


⑨ その他諸々

 

このような業種は伸びていくのではないでしょうか?

 

全てに言えるのは、今までとは違い人との密接な関係が必要な物は少なくなっています。


オンラインで様々な物が完結する時代、コロナの影響でさらに広がる事が確実となります。

 

その時代に備えて、各自のマインドを変化させていく必要がありますので、時代に取り残されないように変化していきましょう!!